健常人由来研究用iPS細胞(日本人ドナー由来iPS細胞/CFiS株)
概要
日本人ドナーの末梢血から樹立した研究用のフィーダーフリーiPS細胞です。
本細胞は、倫理審査が不要なため、定型約款にご同意いただいた場合、お申込みから最短7営業日程度で発送可能です。
倫理審査については「お申込み時の確認事項(4)」をご確認ください。
ドナー情報
人種 | 年齢 | 性別 |
---|---|---|
日本人 | 32 | 男性 |
- ※HLAホモドナーではございません
iPS細胞の樹立方法・培養方法
細胞の樹立方法・培養方法は、プロトコルをご確認ください。
提供価格
対象 | 価格(税抜) |
---|---|
営利機関 | 5万円/本 |
非営利機関 | 無償 |
細胞株の種類
エピソーマルベクターを用いて樹立したiPS細胞(CFiS-E)を5クローン、センダイウイルスを用いて樹立したiPS細胞(CFiS-S)を5クローン提供しております。
お申込み時の確認事項
(1) 提供本数について
ご提供本数は、原則各クローン1バイアルずつとさせていただいております。複数バイアルをご希望の方はご相談ください。
(2) 配送について
配送のお手配は当財団が行います(ドライシッパー配送を予定)。細胞の輸送費は各機関様にてご負担をお願いいたします。
(3) バイオセーフティレベル等について
プラスミドおよびセンダイウイルスの残存について
- 当財団では、初期化因子の導入で使用したエピソーマルプラスミドおよびセンダイウイルスについて残存試験を行い、陰性を確認した細胞のみ提供しております。
- 本細胞のお受入れにつきましては、機関ごとに対応が異なる場合がございます。事前に、所属機関にて必要なお手続き方法をご確認ください。
感染症検査
- 当該ヒトiPS細胞は、汚染検査を実施し、陰性であることを確認しています。詳細は細胞データシートをご確認ください。
(4) 倫理審査について
本iPS細胞の由来となる末梢血細胞は、米国企業より購入したヒト試料由来であり、人を対象とする生命科学・医学系研究に関する 倫理指針 」(令和3年文部科学省・厚生労働省・経済産業省告示第一号)内の適用範囲のについて定めた第31ウ①において規定される「既に学術的な価値が定まり、研究用として広く利用され、かつ、一般に入手可能な試料に該当する(※)」ものであり、同指針の対象としての取り扱いが不要であると判断しております。
ただ、倫理審査申請の必要性につきましては機関毎に対応が異なる場合がございますので、本細胞のご使用に際し、ご所属機関の倫理委員会に一度お問い合わせください。
その他、契約条件につきましては、健常人由来研究用iPS細胞(CFiSシリーズ)使用許諾約款をご確認ください。
お申込み方法
研究用iPS細胞の提供をご希望の方は、こちらをご覧ください。
一度に複数の株をお申込みいただくことも可能です。