Improved Production of Induced Pluripotent Stem Cells Using Dot Pattern Culture Plates
Nakashima Y et al.
Tissue Eng Part C Methods :doi: 10.1089/ten.TEC.2023.0068.
臨床用iPS細胞の製造工程において、細胞を培養プレートへ均一に播種する操作とその後のコロニーの大きさの管理は難易度が高く熟練者の技術が必要とされる。しかし、これまで細胞の播種とコロニーの大きさの管理は作業者の経験に依存してきた側面が大きく規格を設定することが難しかった。積水化学工業株式会社は、生体適合性の高い化学的な足場剤を開発し、その物性は微細な塗工加工性に優れる。当財団と共同研究を行い、細胞培養プレートに細かなドットパターン(点状の模様)を作製した。その結果、播種された細胞が接着可能な位置と、増殖可能な面積に関してiPS細胞の品質が最良となる最適な設定値を得た。本成果は、再生医療の専門誌である Tissue Engineering Part C: Methodsへ掲載された。
学会発表・講演
第14回アジア細胞治療学会学術集会
中島義基、塚原正義
Comparative analysis of islets derived from patients with type 2 diabetes and healthy individuals using clinically optimized multi-omics analysis will be enhanced by information obtained from induced pluripotent stem cell (iPSC) generation techniques and perfusion assays.
学会発表・講演
第22回日本再生医療学会総会
北野優子、瀧川花穂、稲垣梓、加藤智朗、塚原正義、高須直子
3D条件で樹立したiPS細胞(3D-iPSCs)の特性評価について
学会発表・講演
第22回日本再生医療学会総会
中島義基、塚原正義
マイiPS用細胞治療セット・プロトタイプの開発
学会発表・講演
第22回日本再生医療学会総会
平野智子、坂井一郎、北野優子、塚原正義
閉鎖型自動培養装置を使用した末梢血からのiPS細胞の樹立検証と課題
学会発表・講演
第22回日本再生医療学会総会
菅原好美、平就介、岩山大輔、宮下野恵、塚原正義
汚染管理戦略(CCS)に基づく次世代の細胞調製施設に向けた検討
学会発表・講演
第22回日本再生医療学会総会
加藤智朗、大野モニカ、塚原正義
体細胞初期化における質的不均一性
発表論文
優れた多分化能を持つヒトのナイーブ型iPS細胞を迅速に作製する方法を発明
Improved Sendai viral system for reprogramming to naive pluripotency
Kunitomi A , Hirohata R , Arreola V , Osawa M ,Kato T , Nomura M , Kawaguchi J , Hara H , Kusano K , Takashima Y , Takahashi K , Fukuda K , Takasu N , Yamanaka S